3月の毎週火曜日は「さいとぴあ映画館+」!
重たく疎遠に感じがちな社会課題も、映画を通すと楽しく理解が深まります。お時間のある方、映画ファンの方、どなたでも楽しむことができます!この機会にぜひ、社会課題について考えてみませんか?お気軽にお申し込みください。
『1日1ドルで生活』
若者4人の友達がグアテマラの田舎へ約2ヶ月間の旅に出る。1日に使えるお金はたった1ドル。
ビデオカメラを手にして、空腹、寄生虫、生活難による極度のストレスに耐えながら、なんとか生き残ろうとする。通常のアメリカの若者にとって、この直面する現実は想像を絶することだが、世界中に貧困で苦悩する人々が存在するのだ。仲間たちは、そう簡単に解決策が見つかるわけがないと理解するが、寛容で忍耐強い20歳の女性ローサと12歳の少年チコが、くじけない希望を与える…少しでも世界を変えていく効果的な方法があるんだと。
社会変革 問題解決 その他
『パレスチナのピアニスト』
父はパレスチナ人、母はロシア人、ピアノの先生はユダヤ系イスラエル人。
将来はプロのピアニストとなることを夢見ているモハメド・“ミシャ”・アーシェイクは才能ある10代のピアニストで、ピアノを始めてわずか3年後の13歳で国際ピアノコンクールにて優勝を果たしている。それも一日3、4時間という限られた練習時間で。練習時間が少ないのは、彼が住んでいる場所が特殊な場所だからだ。ミシャの父はパレスチナ人、母はロシア人で、イスラエルと紛争を抱えているパレスチナ自治区のラマッラに住んでいる。ピアノの先生は、ロシア出身のユダヤ系イスラエル人で、ピアノのレッスンを受けるため、通常車で1時間のところ、イスラエルが設けた検問所を通過しなければならないため3時間かけてエルサレムに通っている。映画はミシャの13歳から17歳の4年間を追う。
教育 平和 人権
『戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン』
『食べて、祈って、恋をして』著者で世界的ベストセラー作家エリザベス・ギルバートたちがあなたを魅惑的なレバノンワインの世界へと誘う──。
古くから地中海の交易の中心のひとつであった中東の小国レバノン。度重なる戦争に翻弄されてきた国だが、実は知られざる世界最古のワイン産地の一つだ。レバノンワインの起源は5千年前とも一説には7千年前ともされる。本作は、世界的に高い評価を受けているシャトー・ミュザールの2代目で「レバノンワインの父」と評されているセルジュ・ホシャール他、戦争中もワインを作り続けてきた不屈のワインメーカーたちが登場する。戦争ではなく平和をもたらすために内戦中にワイン造りを始めた修道院の神父や、虐殺が起こった故郷の村で村の再起のためにワイナリーを続ける夫婦など、極限の状況でもワインを造り続けてきた11のワイナリーのワインメーカーたちが人生哲学や幸福に生きる秘訣を語る。レバノンワインに魅せられた『食べて、祈って、恋をして』の著者エリザベス・ギルバートや、ワイン界の著名人ジャンシス・ロビンソンらが、あなたをレバノンワインの世界へご招待する。
平和 政治経済 伝統文化
『レフュジー 家族の絆』
2011年から続くシリア紛争は数百万人もの難民を生み出していた。2015年、紛争が悪化するなか、シリアで暮らすアラリ一家はヨーロッパへの亡命を計画していた。まず、母のラフアーがシリアを脱出し、あとから父ナゼムと二人の息子をドイツに呼び寄せる計画だった。母は無事ドイツに到着。しかし、父子がギリシャに到着した頃には国境は封鎖されていた。身動きが取れなくなった一家は果たしてドイツで到着を待つ母と再会できるのだろうか?『レフュジー 家族の絆』は、子どもたちの未来のために安住の地を求めて旅したあるシリア難民家族に密着したドキュメンタリー映画である。
平和 政治経済 人種 多様性
映画『レフュジー 家族の絆』予告編 from ユナイテッドピープル - UNITED PEOPLE on Vimeo.
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