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館長 松竹恵里子

更新日:2017年8月4日
優しさの連鎖を

今年も例年通り猛暑到来です。でもこの暑さの中で脅威となっているスズメバチのことがニュースで流れていました。蜂は我が家でも嫌な夏の思い出第1位です。息子が幼稚園年少だった頃、夫の会社の皆さんと無人島に渡って海水浴を楽しむという日がありました。当然息子も海水パンツとビーチサンダル姿で海辺を走り回って大はしゃぎでした。しばらくすると、今まで聞いたこともない鳴き声とも叫び声ともしれない声が耳に飛び込んできました。驚いて振り向いてみると蜂の塊の中に息子が立っています。私も気が動転して島中に響き渡る悲鳴をあげたのだと思います。すぐに上司の方が駆けつけて息子を救出してくれました。その後全身蜂に刺され泣き叫ぶ息子は船に乗せられ、診療所のある近くの島で適切な治療を受けることができました。今思い出してもぞっとする出来事です。
こんな時、新米ママとパパはただただオロオロするばかりです。上司の方達の適格な判断と「大丈夫だよ」という言葉に救われました。
同じようなことをこの年齢になっても経験しています。今度は介護の場面でです。認知症を発症した母親にショックを受け分からないことだらけの私に、「大丈夫よ」と言ってくれる介護経験者の友人や隣人に支えられ心と体のバランスを保てています。一人で抱えていたらと思うと、これまたぞっとします。
人は生きていく中で沢山の人に助けられ、その感謝の気持ちを次は「誰かの為に手を差し伸べる」という形に変えて繋げていくのかもしれません。
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「Believe」という素敵な歌があります。(作詞:作曲 坂本竜一)

たとえば君が傷ついて くじけそうになった時は
必ず僕がそばにいて支えてあげるよその肩を(1番)
もしも誰かが君のそばで 泣き出しそうになった時は
黙って腕をとりながら一緒に歩いてくれるよね(2番)
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ちょっと大げさかもしれませんが、私達はさいとぴあがこんな優しさの連鎖が生まれる交流センターであってほしいと願いながら日々仕事をしています。地域の皆さんの温かい気持ちで満たされるような場を目指して今後も運営してまいります。



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