さいとぴあホールでは毎月多種多様な催しが行われます。今月14日は「西部六校区 歌の祭典」が開催されました。今や老若男女多くの人が楽しむツールとなったカラオケで交流しよう!というものでした。開催のきっかけとなったのは昨年10月に開催された「西部六校区祭り・今津人形芝居」です。日頃から連携をとっている六校区の皆様ですが、一同に集まっての催し事は初めてだったそうです。この日は地域に残る伝統芸能を守り伝えるという趣旨のもと、多くの方で館内も賑わいました。これを受けて今回は、伝統芸能の次の大衆芸能といった趣でした。
常々ホールではカラオケ教室の発表会はよくお見かけしますが、今回のような地域の方が実行委員となっての形態は初めてでした。いつもは出演者としてステージに立たれる方達ですが、主催となると勝手が違うようで、半年間いろいろとご苦労されて当日を迎えられたようです。一番気にしてらっしゃったのが来場者数です。皆さんの心配をよそに、100人を超える出演者が歌い終わる6時間、会場は常にお客様でいっぱいでした。
ステージで歌うお婆ちゃんに花束を渡すお孫ちゃん、久しぶりに再会した旧友とずっと話し込むお客様、お揃いの法被姿の実行委員や割烹着姿の応援のご婦人たち。地域の方達の交流の場をご自分たちで作り上げられた素晴らしい一日でした。
「また来年も頑張らんといけんなぁ!」来られた時より元気になって帰っていかれました。
今年もこの地域交流センターさいとぴあが多くの方の幸せ作りの場であってほしいと願います。